ウレタン加工の話

いつも椅子の張替えの写真をあげておりますが、今日はウレタン加工の記事を書いてみようと思います。

 

弊社は会社名の通りウレタン加工がメインの会社になります。なので椅子張替えに関しては惜しみなく高品質のウレタンを低価格でご提供させていただいております。

そのウレタンについてですが、

そもそもウレタンってなんなの?というお客様も多いのではないでしょうか?

ウレタンとは正式名称はポリウレタンと言って2つの液を混ぜて発泡させることで形にしていくのですが、詳しいことは長くなるのでここでは省かせていただきます。

使用用途は多岐に渡り、みなさんの生活のあらゆるところで使われているのですが、よく目にするのはいわゆるスポンジだと思います。それ以外はクッション材や製品の緩衝材、断熱材など、生活する上であまり目にしないところに使われていることも多いです。

 

そのウレタンを衣川ウレタンでは発泡メーカー様から仕入れ、様々な形に加工してお客様にお届けしております。

今の時期ですとちょうど桃や葡萄の梱包資材として使っていただいており、他にも機械の梱包資材や食品、アクセサリー類にも使われております。その他に衣川ウレタンでは大手メーカー様より劇場椅子の製作や店舗向けの椅子の製造のお仕事もいただいており、そこから派生していつも載せている椅子の張替え業もさせていただいております。

 

では実際にそのウレタンを見ていただきたいと思います。

仕入れた時はこのような大きい状態で運ばれてきます。

こんなウレタンを見る機会は普通に生活していればまずないでしょう

この大きいウレタンをこの機械で指定のサイズに切っていきます

   

このように台をスライドさせてカットしてきます!

この機械で真っ直ぐ切るだけでなく曲線なども加工していき、その後また別の機械でスライスしたりするのですが、それはまた今度ご紹介したいと思います(^ ^)

 

ウレタンは発泡させて作るため、空気が含まれていてそれがクッション性を生むのですが、その空気の密度によって反発性や硬さが異なってきます。よく言う高反発ウレタンや低反発ウレタンのことです。

椅子の製作の方ではそのお客様のご要望に合わせてこの密度が違うウレタンを組み合わせて製作していきます!

その辺りの詳しい話もまた別の記事で書きたいと思います。

今日のところはヘェ〜ウレタンってこんなでかいものから加工するんだくらいに思って、少し興味を持って頂ければ幸いです。

 

お客様のご要望の硬さやサイズに加工しての販売も承っておりますので、興味がある方は気軽に工場に来ていただいて、実際にモノを触ってみて検討してください(^ ^)